[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
別件で買い物に出たはずなのに、どうしてPCパーツ売り場に自分がいるのか…
本来ATiやnVIDIAの新作が出るまで足を運ぶ理由はないのですが、習慣って恐ろしいですね。
で、モバイルラック用のHDDでも買って帰ろうかと思ったら、
ああ、ゲーム用デバイスのコーナーにRazer社製のマウス、manbaが入荷している…
一時期G7の後継機にと考えたのですが、当時日本では発売されておらず、かといって個人輸入するほどの根性もなく。ほったらかしにしておいたら6月30日に日本で発売。
形自体はいい感じなのですが、ゲーム用マウスだけあってスクロールホイールに横方向のチルトが無い…
で、結局
「残り一台です!」「次回入荷未定です!」と店員に散々煽られてめでたく購入。
で、下の写真がそうなのですが…
透明な樹脂のケースにマウスが鎮座。
いや、鎮座というよりもお立ち台にディスプレイされている、といった方がいいかも。
こんなにゴージャスな包装のマウスは見たことがありません。
封を切ってマウスを取り出すのですが、
ケース内部も無駄に凝っていて笑えます。
で、肝心の中身なのですが…
日本語マニュアルは輸入代理店が添付した安っぽい冊子がシュリンクに張り付いてるだけ。
まあ、紙切れ1枚というわけでもないし、それなりにわかりやすいマニュアルなのですが、
もう少し何とかならなかったのかと。というか、これはRazerの怠慢じゃないでしょうか。
マウスの箱には「ゲーミングに最適化されたワイヤレステクノロジー」とか色々と煽り文句が書いてあって、ご丁寧に英語、中文、ハングル、日本語と4カ国語表示。
にもかかわらず、日本語マニュアルは代理店任せ。中途半端だ!
ドライバCDは同梱していません。
変なところでコストダウン、と言う向きもあるでしょうが、これは割と合理的なような気がします。
「同梱ドライバなんて古すぎて使えるか!」という人が多そうですからねぇ。
特にゲーマーは。
ちなみに、別にドライバをインストールしなくても使えます。
マクロや解像度変更には興味なし、という人はむしろそのままの方が…
さて、このマウス最大の売りと思われる
「無線と有線を瞬時に切り替え」なのですが
私は当初、受信機から専用の電線がでて、それを接続するという構造だと思っていました。
要は
PC→(USBケーブル)→クレードル兼受信機→(専用ケーブル)→マウス
という構造で、(専用ケーブル)の部分を脱着することで「瞬時の切り替え」を実現していると思った訳ですよ。
ところが、実物は、何のことはない。
マウスに別途USB端子を設けて、有線に切り替えるときは受信機のケーブルを外してマウス側に取り付けるだけという原始的な作り。
これはちょっといただけません。
端子は固く、脱着に時間がかかる上、この方法ではWindows上ではケーブルを抜いた段階でマウスを見失い、接続が完了した時点で再度認識する流れになるので、
瞬時でもなければ安全でもない
Razerは一体何を考えていたのでしょうか?
とりあえず「ゲーム中、バッテリーが消耗してきたようなので有線モードに切り替え」というシチュエーションは想定していないみたいです。
一応バッテリーは14時間持つらしいのですが…
ああ、これなら2つのバッテリーを交互に切り替えるG7方式や、ワンタッチで充電ケーブルを脱着できるMicrosoftのX8の方が良かったかも。
きっと試作の段階でテストしてくれたゲーマーに
「ゲームの時は有線だろ、常識的に考えて」と言われたのでしょうね。
無線でも使えるレベル。でも本当は有線でゲームをプレイするのが前提。
そういう設計思想のような気がしますが、どうなんでしょう。
ケーブルは結構長く、安い有線マウスではケーブルが届かない私の環境でも余裕があります。布打ちのケーブルも絡みにくそうでいい感じです。
やむを得ない理由で有線に切り替えてもこれなら使えそうです。
*****
なんか買ってすぐにも関わらす文句ばっかり言っているような気もしますが、
マウスの形状は気に入っていますし、
マウスパッドとの相性も良く、カーソルが飛んだりすることも皆無です。
まあ、マウスパッドは同社のeXactMatなので、カーソルが飛んだらそれこそ一大事なのですがね。
ボタンについては、今のところ満足なのですが、へばって来た時にどうなるか。その辺りが重要ですね。
じっくり使い込んでいこうと思います。
ん? もしそれでも駄目だった場合?
ああ、一緒に買ったSidewinder X8に切り替えますから…