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ノートPCの代わりとばかりに早速一台PCをでっち上げてみたものの、
うんともすんとも言いません。
POSTしないとか、そう言うレベルじゃなく、
電源のファンすら回らないという状況。
落ち着け。こういう時に慌てると碌な事になりません。
初心に返ってトラブルシュート。
電源ケーブルは刺さっている? …OK
電源タップと電源のスイッチはちゃんと入っている? …OK
電圧切り替えスイッチはどう? …この電源は90~240V対応品なのでスイッチはない。
マザーボードの24pinコネクタはしっかり刺さってる? …OK
マザーボードの12V補助電源は刺さってる? …OK
電源スイッチの結線は間違いない? …OK
ケースのスイッチが不良という線は? …リセットスイッチと振り替えても駄目。
マザーボードがショートしてない? …テスターで端子をなめてみたが、特に異常なし。
COMSクリアした? …症状的に効果はなさそう。やってみたが効果なし。
壊れたデバイスがある? …HDDと光学ドライブを取り除いてトライするも駄目。
ううむ。症状改善せず。
ココまで来たら電源か、そもそもマザーボード自身か。私的には、この2択。
どちらが悪いのか。あいにくどちらも今すぐ使用できる予備品は持っていません。
仕方が無いので、低コストでテストできる方を選んで実践です。
つまり、電源の交換。
さっそくいつもの店に行き電源の品定め。
さっそく寄ってくるいつもの店員
電源を探している旨を話すと、当然のように1万円前後の電源を勧めてきたのですが、
今回は、コスト最優先。
サイズのCore Power3 400W。
今回は事前に情報収集をして、パワグリ2、もしくはZUMAX ZU-400WX 辺りを候補にしていましたが、特売で2980円と言うのが決め手になりました。
「せめてプラグイン式の方が…」とは店員の談ですが、そちらは6980円なので却下。
それにしても、何というか…
今回のPCの様に、できるだけ低コストに、とか、転がっているパーツの流用が前提というPCの組み立ては非常に楽しく、エキサイティング。
きっと私が貧乏性というか、貧乏そのものだからなのでしょうね。
ある程度お金をかけられるメインPCのパーツ選定というのももちろん楽しいのですが、それとは違います。
いかにも自作PCを堪能している…といった気分になれる、と言ったところでしょうか。
話が逸れましたね。
早速電源を入れ換えましょう。
なるほど、確かに2980円の電源だけあって作りはチープ。
ファンの向こう側に見える基板もスカスカ、正にお察しくださいと言うレベル。
プラグイン式ではないので邪魔なケーブルも多いですが、適当に押し込んで終了。
それでは点火してみましょう。
あっけなく起動。やはり電源に問題があった模様。
既設の電源は3年ほど前に購入したもの。
分解すれば保証は無くなりますが、3年も使い倒して保証もクソもないので開放。
う…意外とチャチな作りですね…
さて、素人目にも分かる損傷箇所とかないのかね?そう思っていたら
あらら。1次側のコンデンサが片方パンクしてふくれています。
これではまともな電圧を出すこともままならないでしょう。
このほかにも小さなコンデンサが一本パンクしていましたので、
直接の原因は電源のトラブルで確定ですね。
それにしても。
この電源、前メインPCを組み立てた時に購入したもの。
チャチな作りだろう? 4万円出して買ったんだぜ? 当時…
というか、当時の日記に私自身が
「これで本当に1000W出力できるのかどうか不安。この電源も寿命は長くないですね。」
…
分かってて買ったのか…
まあ、これでサイズ扱い、TOPOWER製の電源。2個買って2個とも壊れたと。
(1つめはTaganの380W。1年で壊れた)
どちらも静音を売り文句にしていた電源。
電源の構成部品の質ももちろん大事ですが、それ以上に冷却が大事。
極端な静音志向は単に電源自身の寿命を縮めるだけというごく当たり前の結果を再確認したわけです。
もちろん今回のCore Power3も例外ではありませんが、あれは…起動回数がメインPCに比べて格段に少ないので、電源が燃え落ちるのが先か、システム全体の寿命を迎えるのが先か微妙なところなので、問題ありません。
ああ、OSのインストール面倒臭いよ…