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小さな子供の知育玩具として割と知られているブロックといえば
レゴ デュプロ(LEGO DUPLO)
レゴ デュプロ(LEGO DUPLO)
ブロックラボ (BLOCK LABO)
の2種類では無いかと思います。
ええ、学研のニューブロックなんかも有名ですが、今回は、上記2種類のブロックについてちょっとしたエントリを書いてみようかと。
レゴ デュプロとブロックラボ。今更書くまでも無く、お互いにそっくりな外観をしており
「お互いのブロックが使える」とか色々といわれております。
我が家はレゴ デュプロしかありませんでしたが、この度、親戚からブロックラボを少々譲り受けたので、互換性はあるのか、本当に混在できるのか、を調べてみたいと思います。
我が家はレゴ デュプロしかありませんでしたが、この度、親戚からブロックラボを少々譲り受けたので、互換性はあるのか、本当に混在できるのか、を調べてみたいと思います。
向かって左がブロックラボ、右がレゴ デュプロ
一番よく使われる形を選んだつもりです。
ブロックラボ 31.9mm位
では、ブロックのはめ合いは?
…写真を撮る前にお互いはめ込んでみて問題無いことは確認しておりますが、
はめ合い 径 9.5mm
はめ合い 径 9.4mm
まあこの程度の誤差なら許容範囲内かと思います。
同じレゴでもブロックよって固かったり緩かったりしますからね。
はめ合い ピッチ 25.5mm
ピッチを見るのにこのはかりかたでは正しくないような気がしますが…
まあ絶対値をはかるのでは無く、異なるメーカーのブロックがどうであるか、ということを調べたいだけなので、レゴ デュプロも同じやり方ではかるということで、良しとしておきましょう。
はめ合い ピッチ 25.5mm
…おっと、この写真はあんまり良くないですね。この写真だと本当に.5が正しいのか微妙ですねぇ。まあ、.5ということにしておきましょうか。
さて、
「お互いのブロックはちゃんとはまりそうだ」ということが分かりましたね。
では、混在させて問題なくブロック遊びが出来るのか
という疑問についてはどうなのかということなのですが…
今までの結果から何となく、問題なさそうな気がしますが…
結論から言うと
「個人的に混在させるのはおすすめできない」
といわざるを得ません。
何故か。実は高さが異なるのです。
向かって右、背の低い方が ブロックラボ
この微妙な 「合わなさ加減」が混在をきわめて難しくしているのです。
では、お互いにほぼ同じ高さまでブロックを積んでいくとどうなるか?
その答えがこちらです。
向かって右が ブロックラボ
ブロックラボのブロックは、レゴ デュプロのブロックの「6分の5」の高さとなっているのです。この差は痛い。お互いに高さを合わせようと思ったら常にこの倍数でブロックを積んでいかないと高さがそろいません。
作品作りの際に柱として使うと高さが合わなくてイライラすること間違いありません。
ついでにもう一つ、
作品の「土台」や「屋根」に使うような平たいブロックも比較してみましょう。
向かって右が レゴ デュプロです。(毎回左右が入れ替わって申し訳ない…)
コレもお互いに厚みが異なっており
何故かブロックラボの方が厚い謎。
実はこの板ブロック、レゴ デュプロの方は2枚重ねるとブロック1個分の高さになるのですが、
ブロックラボの方は3枚重ねて、ブロック2個分の高さとしているのです。
さすがに1mmも違うと並べて使うには難がありそうです。
今回の検証では同じブロックを積み上げて比較していますが、うっかり混在させた日にはどう積んでも高さが合わなくてガタガタ…などということになりかねません。
今回の検証では同じブロックを積み上げて比較していますが、うっかり混在させた日にはどう積んでも高さが合わなくてガタガタ…などということになりかねません。
未就学児の玩具なんだから子供にはわかりゃしないって?
そういう認識をされた方、正直甘いと思います。
子供はしっかり見てますよ。
大人がちょっと試して分かることを子供が見逃すはずありません。
間違いなくどちらかのブロックをはじいて遊ぶようになるはずです。何しろ遊びですから。いつだって本気です。
というわけで、
「個人的に混在させるのはおすすめできない」
ということを分かっていただけたでしょうか。
尚、
本エントリは
「異なるメーカーのブロックの違い」について論じたものであり、
ブロック自体の優劣を論じているモノでは決してありません。
個人的にはどちらのブロックを選んでも後悔することは決して無いと思っております。
おまけ
足の形の関係上ブロックラボのキャラクター人形が「座れない」のも色々な方がいわれている通りですね。
キャラクター人形が欲しい場合は難しいですね。
ブロックラボは人形単体で販売しているようですが、レゴの版権キャラは難しそうです。
世の父母が抱えるジレンマは深い…
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