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…しかし、そのデモ機が、私では到底買えそうもないDVD-A1XVAとAVC-A1XV。おまけに視聴ポジションが一番左端…ITU勧告のサークルから思いっきり外れています。おまけにサラウンドスピーカー、真後ろです。これは…しくじった!
ゲストである評論家の進行で試聴会は進んでいく訳なのですが、まずCDから。曲目は全く聴いていなかったため、忘れてしまったのですが、まあ音質的にどうか、という話になると、中低音のやや強調された典型的Hi-Fiサウンド。「ボーカルが厚くていいでしょう?」とは評論家の談なのですが…人間の声って、こんなにドスがきいているのかなと疑問に。このサウンドは最初から最後まで一貫した流れだったので、デノンのアンプがこういう音なのか、防音処理した部屋の癖でこうなるのか、ともかくハードウェア的な要因がつよいと思われます。
つか、席が不味かったので、殆どモノラル状態。
次に、昔の音源を5.1chでフォーマットし直したSACDを視聴。確かに「ほーら後ろから音が出るってすごいでしょう」的ないやらしさも無く、極めて自然に仕上がっていますし、なによりスピーカー数が多ければ多いほど定位しやすいとか、いろいろ有ると思いますが、新譜でそうなっているものが皆無なのがつらいですよね。ピンク・フロイドなんか俺聴かないし。
さらに、今度はDVDを視聴
アクション映画を中心に数点。「アイランド」「キングコング」にて効果音の使い方一つで映画というのはこんなにも変わるものなのですよと評論家の力説を挟みながら視聴。重量物が落ちたり、キングコングのパンチに重低音を忍ばせて、いかにも「コレは重いもの」というイメージを視聴者に植え付ける…らしいのですが、うちのシステムじゃこんな音でないな。サブウーファーの力は偉大だ。…ちなみにクロスオーバーは80Hzだそうです。位相とレベル差は聞くの忘れた…
デノンじゃ無いけど、HD-DVDも
これは東芝のハードで視聴。「オペラ座の怪人」「U-571」。プロジェクターで始めて分かる、DVDの限界とHDDVDのすばらしさ。200インチの画面でにじみ無し、ノイズ無し! こいつは期待大だ。しかしどう見ても映画がこのフォーマットを生かせていません。残念!というか、テレビじゃ絶対違いが分からない。SACDみたいにマニア相手に細々と食っていくものに成り下がらなきゃいいんだがな。
最後に質問コーナーがあったので、ちょっと聞いてみた
「私はアニメしか見ないのですが、(今日の試聴機を指さしながら)こういう機材をそろえる価値は有ると思いますか?」
「有ります(きっぱりと)。アナログ作画かデジタル作画かでも違いますが、ディズニーのチキン・リトルとかMr.インクレディブルとか見ましたか?あれはハリウッドの有名なサウンドデザイナーが音響を担当していて素晴らしい音響空間を作り上げています。そういえばこの前、ドルビー研究所でデモをしょうという話になってHDDVDを50インチのプラズマで写した訳ですが…コレがすごい。ノイズ無し。だからアニメを美しく見よう、と思ったらこういう機材を是非そろえて欲しいですね。」
「うーん、日本のアニメは駄目ですか?」
「スタジオジブリのアニメなんかも素晴らしいですね」
「なんかピンポイントで見ない映画ばかりですが…」
「押井アニメも結構いいと思いますよ。まあしっかり書き込んであるモノなら、大画面で見る価値は有ると思います。ただ深夜アニメは…(苦笑)」
誰が深夜アニメ見るっていいましたか(笑。ていうか、何でその存在を知っているのか…
注:リンク先は評論家の台詞とはあんまり関係なかったりします。でもこのアニメのことを言っていたとしたら、それはそれで。
そんな訳で、得るモノは多かった今回の試聴会。AVアンプ、どうしようかな…
ちなみに、メーカーのヘルパーに
「私DVD-3190を使っているのですが、買った直後にシルバーが出て大変悔しい思いをしています。パネルだけシルバーに取り替えてくれ、っていったらやってくれますか?」
…無理だそうです。ちなみに、部品として売らないことはないので、ご自分で変えられるのでしたら…ということも教えてくれましたが、保証がなくなりそうで…