[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
あれは8月のはじめの日曜日。
近所のオーディオショップにB&Wのヘッドフォン、P5が入荷したとWebサイトに告知が。仕事も半日で終了。頼んで試聴させてもらいました。
外観も質感も素晴らしい。さすが45,000円するだけはあります。
Webサイトで見るよりもずっと高級感のあるイヤパッドの革は柔らかく、側圧が高めながらも10分15分の試聴で耳が痛くなってしまう醜態をさらすようなことはありません。眼鏡の上からかけても安心。まあ、最初左右の区別がつかなくて数分格闘したわけですが。
さて、問題は音質。
試聴ソースは以下の3枚。
横浜買い出し紀行 ベストサウンドトラック (SRCL-4319)
Pure AQUAPLUS LEGEND OF ACOUSTI (KIGA-2)
VADER THE ART OF WAR (MICP-10559)
…うーん。
確かに中域は素晴らしいと思います。低音が非常に寂しい事になっているのはユニットの限界なのでしょう。
しかし、この音の傾向はどこかで聴いたことあるような。
ああ、思い出しました。数年前に買ったオーディオテクニカ製のATH-EM7。
http://www.audio-technica.co.jp/products/hp/ath-em7.html
耳かけタイプのイヤフォンです。アレをうんと高級にしたような感じ。
非常に短時間の試聴で良し悪しを判断するのは危険なのですが…
「今買いたいか?」という質問には「要らない」と答えることでしょう。
あの音ではどんなにグレードを上げていっても私の答えは変わらないと思います。
個人的には、全体を覆う分厚いイヤパッドが悪さをしているのではないかとにらんでいるのですが、どうでしょうかね。たとえば、CD-900STやEDITION 8とかはカップがP5のように耳直撃ですが、イヤーパッドは普通のヘッドフォンと同じ周囲だけ。そして音質もP5とは大きく異なります。
ああ、そうそう、K701なんですが、3万以下なら間違いなく買いです。
K701を3万以下で売る店なんて、片手で数えても指が盛大に余りそうなくらい少ないと思いますが、まあ、気にしない方向で。
8万だったら…いっそHD800でも買いになられたらどうですか?