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外観
さて、実際に購入した液晶はこれ、シャープのLL-T2015-H。まあ見ての通りで、画面の「わく」を出来うる限り小さくした設計は流行を意識した格好。妙に安っぽいのはその価格のなせる限界か、あるいはデザイン担当の人間がやっつけ仕事をしたかのどちらかでしょう。黒もあるようですが、色指定せずに発注かけたら当然のように白が来ました。あとメニューボタンにエスケープキーが無いのはどうしたものでしょうか。
画質
デジタルとアナログの画質の落差が激しいです。アナログではどんなに調整しても輪郭がボケボケ、色むらも結構感じられます。ドライバをインストールすると、多少は改善されますがあくまで「多少」、ビデオカードで輪郭強調して何とかしましょう。あとバックライト。これもいただけません。中央と画面のはじっことでは、明るさが結構違います。私の場合デスクトップに壁紙を張っているのであまり気になりませんでしたが、オフィスソフトを全画面で開くと結構つらいものがあります。まあ私が仕事場で使っている「正面から見ても上半分と下半分の明るさに違いがありすぎて違う色に見える液晶を搭載した某富士通の」ノートパソコンよりは遙かにましですが。あとsRGBで設定するとやたらとまぶしいので、普段はオフィスモードで明るさを押さえ、ゲームの時とかにsRGBにするといった工夫も必要です。
単色が綺麗に出せないのは液晶の仕様ですか?
低解像度の画質
ゲームやる人にとっては非常に大切な項目ですが、各メーカーとも全然気にしてないご様子。当然このモニターも例外ではなく、出来る限り拡大処理せずに使いたいところ。でも640x480の画面が真ん中にぽつんとあるのは見ていて非常に寂しい…拡大補正という項目で輪郭強調出来るので、めいっぱい輪郭強調してごまかしてます。
応答速度
家庭用ゲーム機のフレームレートが秒間60フレーム、時間にして約0.0167秒。本モニターの応答速度は公称16ms。十分かな、と思ったけど、やっぱりだめでした…。動きが速くなるとついて行けないようです。所詮平均値か。
総括
まあまあと思いますし、この値段でUXGAだからいいとは思いますが、やはり全体的な安物臭さは否定できないところです。値段とスペックにだまされずに、堅実な選択が求められる…そんな時代だなと思いました。「いいものは、いつの時代も高い。」
…ああそうそう、ドット欠けはありませんでしたよ。