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突然3日ほど休みになって喜んだのもつかの間。
何にも予定を立てていなかった訳で。
そこで友人ですよと言いたいわけですが、俺リアル友達いないし…

そうだ。大阪行こう。日帰りで。

20090816_01.jpg

そう言うわけで、コミケ2日目にちょっと大阪まで行ってきました。
目的は、イヤフォンとヘッドフォンの試聴による情報収集。
事と次第によってはお買い上げもありますよ、と。

では、行ってみましょう。
文才と経験の不足からオーディオ評論家の様な文章は書けませんが、主観とはいえ一応感じたままを書いてみたつもりです。
順番がばらばらですが、これは事前にネットでチェックを行い、気になるモデルを目についた順に試聴したためで、ブログを書くに当たって順番を入れ替えるのもどうかと思い、敢えてそのままにしてあります。面倒くさいとも言いますが。
…それにしても、ポータブルCDプレーヤーに接続して1分ほど試聴して、ぶつぶつ言いながら紙切れにメモを取る私の姿は店員にはどう映ったのでしょうか。気になります。

オルトフォン e-Q7
27,000円前後
某販売店のWebサイトで散々煽られていた一品。
期待して試聴しましたが、濁ったボーカル、不明瞭な低音と全然たいしたことなくて拍子抜け。良かったら買い換えようと思ったのですが…

UE  SUPER Fi5
21,000円前後
低音の量は適正と思われますが、こもったような音。
中高音も暴れが目立ちます。

UE  SUPER Fi5EB
22,000円前後
前述のSUPER Fi5と千円しか違いませんが、構造が違うので音は全く違います。
高域はざらつくモノの、低音の量、解像度共に良く、ボーカルも問題なし。
STAXの後釜として考えてもいいかな…というレベル。
ただしハイが伸びている以外は全面的にSTAXに負けているので「壊れたら考えようかな」というレベルです。

UE  TRIPLE.FI 10pro
45,000円前後
カナル型イヤフォンの分際で3ウェイだと?
イヤフォンクラスの大きさなら無理してマルチウェイにせずにドライバー1つの方がいい結果になるのでは…そう思っていましたが、試聴して納得。
ハイの抜けは良く、帯域バランスは正にフラット。低域も伸び、マルチウェイのメリットが最大限発揮されています。
STAXと比較しても全ての面で勝っているという、私的な観点でもパーフェクト。
イヤフォンどころか同価格帯のヘッドフォンともやりあえる実力を持っている…そう思いました。
ただ、イヤフォンとしては大柄で、装着の方法も独特。
そもそも4万5千円というのは…

Audio-technica    ATH-CK10
36,000円前後
国産です。たまには試聴しとこうかと。
…右耳に入りません。どうもイヤーピースがシビアで、耳の形がおかしい人はうまく入らない模様。
試聴? 片耳じゃ無理ですよ…

Klipsch   Image X5
20,000円前後
えー、メモには、「低音不足で、なおかつ解像度が×」とだけ…
ああ、あと、どう耳に差し込んでもしっくりこないデザインもマイナス面ですよ。

beyerdynamic  DTX100-BK
12,000円前後
今回試聴した「イヤフォン」の中ではもっとも安価ですが、意外に健闘しています。
メモは「STAXの劣化コピー。ボーカルは良いが…」とかなりネガティブな寸評ですが、逆に言うとへこみがちな中域はしっかりとあり、解像度はともかく豊かな低域。突っ張らない高域である、ということですよ!
うん、こんな感じでフォローしとけばいいか。

ULTRASONE  PRO-750
51,450円(定価)
低音の量が多いヘッドフォンです。
基本ドンシャリの様ですが、あまりに「ドン」が大きいため、
相対的にハイ落ちに聞こえるくらい。
PRO-650やPRO-900との違いは何か。
この2機種は視聴時ソースを選べず比較は難しいのですが…
私は低音の量だと思います。
PRO-650<PRO-750<PRO-900という印象を受けました。
肥大することなく解像度はそのままで量だけ増えるというのはさすがだなとは思いましたが、個人的にはPRO-650が一番好ましいバランスに聞こえました。
あと、メモには「ボーカルに特有の癖がある」という記述があるのですが、中高域の印象が薄くて良く覚えていません。
作りが安っぽいのは全機種共通で、もう少し何とかして欲しいモノです。
ただし堅牢な感じは受けるので、「現場」のウケはいいのでしょうね。きっと。

beyerdynamic  DT990/E32
37,000円前後
今回の大本命。本当は250Ω仕様が聴きたかったのですが、故障していて片耳しか音が出ないため、試聴を断念。仕方が無いので32Ω仕様を試聴です。
ドンシャリながらもボーカルは硬質になることなくそつなく再生。
なめらかな中域というと、何となくSTAXのSRS-4040aを連想しますが、アレとは違います。というか、STAXはよく言えばピラミッドバランス、悪く言えばハイ落ちですからね。
まあ250Ω仕様も同じ傾向でしょう。
個人的に欲しくなりましたが、購入は見送りました。
近所のオーディオショップに試聴機の貸し出しを依頼しているからです。
あまりに音沙汰がないうえ、試聴もした今、買ってもいいのですが、
ショップに無理を言った手前(どんなに遅れていても約束は約束)身動きが取りづらい訳でして。買うのならショップに一言言ってからが筋でしょうし。
まあ、通販や取り寄せでいつでも買えますから。

Victor   HP-DX1000
89,000円前後
近所のオーディオショップの店員は言う「個人的にはちょっと…」
検索でたまたまヒットした個人ブロガーは言う「全然たいしたことなかった」
私の意見も全く同じで、これは買う気になりません。
そう言えば一時期69,000円くらいで投げ売りしてたけど、アレは何だったのか…

GRADO   RS-1i
100,000円前後
地方では絶対に試聴できそうにないブランドですが、
都市部では普通に置いてあって非常にうらやましい。
さすがヨドバシカメラ。これが地方と都市部の格差か…
作りはよろしくない。特にヘッドバンド。
調整機構がプアな作りですぐにガタが来そう。
側圧は高く耳が強く押しつけられるような感じで、長い間装着していられません。
低音は量感控えめというよりは、出ていないというレベル。
全体にハイよりのバランスで、言うならば「ハイ上がりで低音の無いDT990」といった感じ。
私にはまだこの音質の良さが分かりません。
アメリカで多くのスタジオが導入!と景気のよい煽り文句がちりばめてありますが、
これ使うくらいなら別にMDR-CD900STでもいいような気が。
まあ、比較試聴していないので断言はしませんが…

番外
STAX SR-404 とSR-404LTD
SR-404 … 42,000円(定価)
SR-404 LTD … 62,000円(定価)
別途専用アンプが必要

前回自宅試聴したSRS-4040aのヘッドフォン部はSR-404でしたが、メーカーWebサイトでは限定生産のSR-404LTDが。気になっていたので比較試聴してみました。
…見た目が黒で、イヤーパッドの材料が違い、肌触りが変わった以外、特にSR-404との違いは、音質を含めて無かったような感じでした。
特に音質は何が違うのか全く分からない位に同質で、2万円の価格差を払ってまで購入する気にはなれない品物でした。


さて、場所を転々としつつ試聴してきたわけですが、
やっぱり都市部は良いですね。広島程度の地方都市では絶対に店頭試聴できない様な機器も普通に試聴できますし、何より「各自のDAPやマイCDでご自由に試聴ください」というサービスが良い。地方でこれができるのはオーディオショップ位ですし、そこは品揃えが絶望的。全て取り寄せになるので時間も手間もかかります、
大阪程度なら日帰り楽勝なので、2~3ヶ月に一度は出撃してオーディオや自作PCの最新情報を見た方がいいと思った次第です。

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