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2011年の年末。
ふと新しいCDプレーヤーが欲しくなって、近所の某店へ。
本当は純正の組み合わせになるCD-S2000が欲しかったのですが、
店員「何をお探しですか?」
私「CD/SACDプレーヤーを…予算20万円位で」
店員「現在年末商戦でマランツのプレーヤーを特別価格で提供させていただいております」
店員「SA-15S2は105,000円で提供できますよ」
ほほう、SA-15S2がその値段ね。マランツはアンプがアレだったので少々不安ですが、良い機会なのちょっと聞いてみましょう。
私「SA-13S2とかはどうでしょう?」
店員「(ちょっと奥に引っ込んでなにやら計算して戻る)175,000円で」

面白くなってまいりました

さすがに試聴せずに決めるのはどうかと思ったので、
店内システムで試聴させていただきました。

プレーヤー マランツSA15-S2
アンプ マッキントッシュ MA6300LTD
スピーカー B&W PM1

こんな感じ。
何から何まで違うので、この試聴に果たして意味はあるのかはともかく。
マッキントッシュは正面から見ると実に素敵ですが、横から見てはいけません(笑)
PM1はCM1に寸法が近いので、買い換えの対象としては理想的ですが、ちょんまげみたいなあのルックスと、自動車のダッシュボードを思わせるあの複合素材が許容出来るかと言うところが分かれめになりそうです。
ちなみに、私の場合、アンプ、スピーカー共に、
「音とかルックス以前にお金無いので無理」

…失礼しました。
まあ、結論から言うと、
「これなら買っても良いかも」
という感じ。もっと予算があれば色々選べたのでしょうが、まあ仕方ありません。
ああ、比較対象として、デノンのDCD-1500SEを聴かせてもらったのですが…
正直この組み合わせでこの機種はあり得ない、といった所でしょうか。
ガサガサと騒がしい高域が全体に影響を及ぼしている感じで…
価格帯が違うとは言え、もう少し何とかして欲しいとまで思ったモノです。

ま、悩んでも仕方無いし、年末年始を新プレーヤーで迎えたいという事もあって、結局SA13-S2を購入したわけです。

SA13-S2ね。
「26万円と言う価格に似合わない内部構成」
「SA15-S2に化粧を施しただけのボッタクリモデル」
とか言う人もいますが。
前者については、ご丁寧にカタログに内部写真が公開されており、事前に確認が出来ますから、この批判は正直的外れかなと。
後者については…SA15-S2ではコスト的に使用出来なかった部品を使用してあるようですので(内部写真で明らかに異なる部品が使われている箇所がある)これも一概にボッタクリと言うわけにはいかないでしょう。そもそも上位機種なんてそんな感じだし。まあ銅メッキシャーシについてはちょっとアレですが、まあ同社の高級機はみーんな銅メッキシャーシなので、お家芸という事で一つ。

スペック表では重量14kgという事で、まあ大したことないかなと思っていたのですが、実際箱から出してみると、これがまた重くて…
まあアンプの様に「スパイクと受け皿」方式ではないので比較的楽でしたが。
それよりもアンプとの整合性が…
この辺、お互い純正組み合わせではないので仕方無い所です。
せめてシルバー仕上げのモデルがあったらなぁ…

ディスクトレイの質感は以前使用していたユニバーサルプレーヤーと大差ありません。一応自社製メカという事ですが、ピックアップ部分とか制御基板まで自社生産出来るわけありませんからねぇ…
SACD用のピックアップとかあるのでしょうか。何となくDVDドライブ用の部品を使って組み立てている予感がします。パソコン用のDVDドライブが3,000円で買えてしまう現在、一体どういう部品を使って「自社生産」しているのか。知らない方が幸せかもしれません。

マウントは遅い。まあ、かつて、マウントに1分も掛かった製品もあることですし。
許容出来る範囲内ですが、CD専用機に比べると明確に遅い。
せっかちな人にはお勧め出来ませんなぁ(笑

作動音は…皆無ではありません。ですがまあ気にならないレベルかな。
エアコン無しで、且つ静かな曲。機器と耳が数十センチ以内ならちょっと気になるかも。
ポップスとかを再生して気になることはありません。もし気になるのであれば、機器の故障、もしくは貴方が聞き耳を立てる対象を間違えているかのどちらかかと。

あと、凄く細かい所ですが、
ストップボタンを押して演奏を中断した場合。
ぶつっと途切れずに、急速にフェードアウトさせています。
こういう細かい所にこだわってくれているのは個人的にもの凄く好感が持てます。

さて、肝心の音。
ボリュームを上げても高域が破綻しなくなった事は大きいですね。
そして、SUARAの鼻声が若干解消されました。
低域は、量は減ったと思われますが、音程がよりはっきりしました。
弦楽器がよりそれっぽく鳴ったりするようになりました。
全体的なレベルが底上げされた感じです。

音場云々については、スピーカーの設置場所が悪いため、よく分かりません。

ココまで書いて、肝心の音質に触れた箇所が数行…
音質を言葉にする事のなんと難しい事か。

専用回路を組んだと大きく書いてあるヘッドフォン端子。
せっかくなので試してみました。
A-S2000と良い勝負。個人的にはA-S2000の方が良いかな、と。
この辺はPM-15S2とA-S2000を比較試聴した時にイメージに似ている気がします。
ただ利得が小さいのかDT990では12時くらいまでつまみを回さないと充分な音圧が得られません。インピーダンスの高いT1やQ701、HD800の類には不向きのようです。

さて、そんなこんなでシステムに組み込んでから1ヶ月半。
それなりに落ち着いてきたとは思います。
「買って良かった?」なんて言われれば、間違いなく良かったと答えますよ。

で。
次のステップなのですが。
さらに、どういう方向に音を持って行きたいか、という目標が現在ありません。
PM1にアップグレード、という話もまあ、一つの方向かなとは思いますが、
ビジョンもないのに買い換えとか、出口のない迷路に自ら入り込むのと同じなわけで…

うーん、オーディオ機器いじりからしばらく距離を置いてソフトを充実させるか。
それとも一度は諦めたLCD-2でも買い足してニヤニヤするか。
一蹴したはずのネットワークオーディオとやらに手を出してみるか。
さあ、どうしようかな…
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